社交不安症(社交不安障害)
<主な症状>
人前で話すときに緊張する人前で字を書くときに手が震える
人と一緒に食事をするのが苦手
人の視線が気になる
日常生活において、ある程度の緊張や不安は自然なことです。職場や学校などで、人から注目を浴びることや人前で発言することへの不安から、日常生活に何らかの支障をきたしている場合、社交不安症(社交不安障害)と診断されます。発症時期は10代と若く、生涯有病率は約10人に1人と頻度の高い疾患です。若い時期は苦手な場面を避けながらなんとか乗り切ったとしても、就職し取引先や上司など人との関わりが避けられない状況が増えてきた頃に限界を感じて、病院を受診する人も少なくありません。